ども、くろねこです。
ブログで大事なのが「タイトル」です。もちろんGoogleから評価されるためにも大切な要素なのですが、読者から読んでもらうためにもかなり大切な要素です。
この記事では読まれるタイトルの作り方、という観点に絞ってタイトルの作り方を説明します。
SEO的な視点は全く話をしません。検索結果として自分のページが表示された際にいかに読んでもらうかの部分に絞ったお話です。
なので、このテクニックはもちろんSNSでもそのまま応用できるテクニックです。むしろSNSでより効果を発揮するのでぜひ活用してみてください。
タイトルは最初13文字しか読まれないと思え!
Googleの検索結果を見てください。多くの記事が並びます。あなたはその記事を一つ一つ開いて読んでいきますか?
おそらく、ざっとタイトルを流し読みして役に立ちそうな記事だけを開いていくのではないでしょうか?
あなただけで私もそうですw
1回の検索で開く記事なんて多くても5記事です。どの記事を開くかはタイトルで決めます。パッと見て欲しい情報がなさそうであれば次に行きます。
となると記事のタイトルはぱっと見で興味を持ってもらわなければいけません。
このぱっと見で人間が識別できる文字数の限界は13.5文字と言われています。当然個人差はありますが、13文字〜15文字と思っておけば良いでしょう。
だからこの13〜15文字で興味を持ってもらわないといけない。SEO的には32文字の中に情報を詰めれば良いと言われているかもしれませんが、人間の能力的には13文字です。
そして全てのプラットフォームは人間能力をベースに設計されています。
スマホでGoogle検索の結果、LINEのトーク画面、メールの受信画面、Youtubeのトップ画面などを開いて見てください。
スマホの機種によって多少変わるかもしれませんが私の場合で紹介すると
- Googleの検索結果:15文字×3行
- LINEのトーク画面:14文字×2行
- メールの受信画面:14文字
- Youtubeのトップ画面:14文字×2行
複数行で表示されているものはだいたい1行目で判断されます。1行目から2行目は画面の端から端まで目線移動が必要なので、読まれないです。1行目が大事。
全てのプラットフォームが15文字以内です。
プラットフォームを開発しているのはGoogleやLINEといった世界中の人間を相手にデータを集めている企業です。画面に表示される情報量は細かいデータの上に設計されています。
私たちはその上で戦っています。
だからタイトルは15文字で興味を持ってもらわなければなりません。
ブログのタイトルの書き方
あなたのブログにたどり着く人の多くは「検索結果」からです。
検索している人=困っている人
です。
この人たちが求めているのは「答え」です。
だからブログのタイトル13文字で表すのは、「読者の答えが書いている」ということです。
例えば、「ブログ 書き方」の検索結果はこのように表示されます。
「ブログ 書き方」と検索する人は、ブログ歴が浅くまだ書き方が定まっていない人、と想像できます。そして、その人たちが考えているのは「ブログのPVを伸ばしたい!」ということです。
検索結果1位の「初心者向け!読まれるブログの書き方」というのはズバリ当てはまっています。
このように悩みを解決できるだろうと読者に期待を与えるタイトルはクリックされやすくなります。
メルマガのタイトルのつけ方
メルマガはブログやSNSと違ってPUSH型です、PUSH型、PULL型が分からない方はこちらの記事を参照してください。↓↓

メルマガは読者が困っていなくても、読者の手元に届きます。だからブログのタイトルのつけ方とは戦法が異なります。
まず抑えとかなければいけないことは「誰があなたのメルマガに登録しているか?」です。
メルマガをスタートするときに誰をペルソナに設定したか、です。そのペルソナの方に向けて以下の4Uを意識して書くことが基本になります。
- Useful:有益性
ペルソナ設定した人にとってどんなメリットがあるか? - Urgent:緊急性
期間限定など - Ultra specific:超具体性
実績を細かく示す。例えば「利用者95人のうち92人が効果を実感と回答!」など - Unique:独自性
この4Uを意識することで、あなたのメルマガの開封率は高まります。
とはいえ、みんな情報疲れを起こしています
確かに4Uを意識するだけでも開封率は上がりますが、昔ほどの効果は得られなくなっています。
というのも、最近は多くの情報発信者がメルマガを始めて、私たちのメールボックスには多くのメルマガが届きます。
そして、それらのほとんどが4Uを意識したタイトルになっています。
メールボックスには「このメールは有益だよ!」て語りかけてくるメルマガがたくさんあります。
正直疲れますwそれが本音だと思います。
ある日、私のメールボックスに並んだメルマガのタイトルはこんな感じ。
- 2021年の未来予測
- もしも、今も病院ではたらき…
- こういうサロン、今までなかっ…
- 異次元のハンバーグ
- イメージ×スキル=価値
この中で私が読んだメルマガはどれでしょうか?皆さんならどれを読みますか??全部ビジネス系のメルマガです。(メルマガ登録用のアドレスなので)
・・・
・・
・
私が読んだのは4つ目の「異次元のハンバーグ」です。
だって意味わからないんですもんw他の4つは何となく想像もつくし、今後も誰かがいろんな意見を言い続けるんだろうな、というタイトル。今までにも読んだこともあるような内容。
だから惹かれなかったんですね。
でも4つ目だけは全く想像がつかなかったんです。だから開いた。(内容はめちゃくちゃ面白かったです。)
このタイトルは4Uなんて全く関係ありませんwでも私が開いたのは事実。
ビジネスにおいていろんな型が開発されています。別記事で解説したPASONAの法則もそうです。

型は先人たちが検証を重ねて実証したものなので、非常に有効です。ですが、不変のものではありません。
なぜなら相手は人間です。人間は学習する生き物です。飽きる生き物です。
どれだけ優秀な型であっても、全員がそれを使うと読者は飽きます。
飽きた文章は人の心を動かせません。
だから型は万能じゃない。私たちがすべきことは基本の型は頭に入れつつも常に読者のことを考えて、どんなタイトルだったら読みたくなるかを考え続けることです。
悪用厳禁:LINEだけで使える開封率を爆上げする裏技
公式LINEだけで使えるテクニックがあります。それは
「不在着信がありました」
とメッセージすることです。これだけです。めちゃくちゃ効果抜群です。
LINEで不在着信入ってると開きませんか?「何かあったのかな?」「急ぎの用件かな」色々思考が働き、開く人が多いです。
実際に私の公式LINEでも過去に試したところ、普段の5倍ぐらいに人から反応がありました。
公式LINEから電話はできませんので、実際に電話するわけではなく「不在着信がありました」というメッセージを送ります。
受信者側からは違いがわからないので着信が入ったと勘違いします。だから反応してくれる。
LINEだからできる手法です。
ただしこれは読者を騙すことになるので乱発はしないでください。(実験した時は皆さんに謝りました。)
まとめ
- 人間がぱっと見で認識できるのは13文字程度
- ブログのタイトルは解決策があることを提示する
- メルマガタイトルは読者を飽きさせないことを第一に考える
どれだけいい文章を書いても開かれなければ意味がありません。タイトルは本文以上に重要な部分です。自分の文章がどれだけの人に読まれているか?常に意識しながらタイトルを考えましょう!
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