ども、くろねこです。
かなり前に読んだ文章だけどなぜか覚えてる。こんな経験ありませんか?
文章でなくてもいいです。人、イラスト、動画、歌、、、心に残っているもの、全く思い出せないもの、それぞれあると思います。
今の時代、私たちが受け取る情報は増えています。
もしあなたが世界唯一のYoutuberなどであれば、人々の記憶にも心にも残るでしょう。
でもそんなことはない。ライバルはたくさんいます。
あなたが心に残らないとコンテンツばかりを生産していると、そのコンテンツの価値はすぐになくなり、また新しいコンテンツを生産しなければなりません。
心に残るコンテンツを生産することができれば、それは資産として残り続け、読者に価値をもたらし続けます。あなたがコンテンツを生産する度に提供価値はストックされて大きくなっていきます。
この記事では心に残る文章と残らない文章のたった一つの違いについてお話しします。
どちらの人が印象に残ると思いますか?
Aさん
国立大学を卒業して、大手商社に入社。過去に3度車内で表彰されたことがあり、一昨年に独立。今はWebマーケティングの会社と、人材派遣の会社を経営しています。たまの休日はお寺などにいってリフレッシュしています。
Bさん
学生時代にバックパックでアフリカを回りました。そこで貧しい子供達の姿を目の当たりにして、日本に帰ってきてからは世界の食料不足を解決するために、食品ロスを減らすために活動しています。
もしあなたが交流会でこの2人で出会って、上記のような自己紹介をされた場合にどちらの方が印象に残るでしょうか?
Bさんですよね?
2人の違いは情報量です。
Aさんは自分をアピールするために、あれもこれも全部を説明しようとしています。
一方でBさんは筋が通った一つのことだけ。「食糧不足を解決したい」これだけです。
Aさんみたく、自分をアピールするために、全てをひけらかすのは逆効果なんです。「結局何の人?」となるわけです。
これは情報発信も同じで、一つの発信にいろんな情報を詰め込むとその文章は読者の心には残りません。「1つの発信につき、言いたいことは1つ」これを徹底するようにしましょう!
1つといっても色々な角度から説明できます
例えば先ほどのBさんの例。言いたいことは「食料不足を解決したい」です。
- 何で食糧不足を解決したいと思ったのか?
→学生時代にアフリカに行って貧しい子供達の生活を見たから - 食糧不足解決のために今何に取り組んでいるのか?
→食品ロスを減らす活動に取り組んでいる - なぜ食品ロスなのか?
→日本では飲食店やスーパーなどで、全体の30%の食料品が毎日捨てられているから
このように一つのことを発信するといっても角度を変えることで、伝えるべき内容はたくさん出てきます。
言いたいことを一つに絞れ=発信を短くしろ、ということではありません。
「あなたはこの文章で何を1番伝えたいのか?」それを明確にして必要なことだけを伝えるように意識しましょう!
まとめ
発信する側の気持ちとして、色々伝えたい!というのは分かります。ですが、受け取る側は毎日毎日、情報のシャワーを浴びています。その中であなたの情報を心に留めてもらうにはあれもこれもと伝えてはいけません。
「1番伝えたいことは何か?」常にこのことを考え、読者の心に留めてもらうためにはどうすればいいか?試行錯誤を続けましょう!
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