ども、くろねこです。
あなたは何かを紹介するときにメリットばかり伝えていませんか?これっていいように見えて実は逆効果です。
例えば物件探しで
- 山手線の駅から徒歩5分圏内
- 近くにスーパーコンビニあり
- 1LDK
- 4階建の3階角部屋
- 築浅
- 家賃7万円代(かなり安い)
て言われると怪しく思いませんか?何か致命的なデメリットあるんじゃないの?て疑うと思います。
これは私たちが「いいものは高い」という意識が刷り込まれているからなんです。
だから「すごくいいのに安い」は自分の常識から外れるものであり、存在を疑う傾向にあります。だからメリットだけを並べるよりもデメリットを添える方が信頼される文章になります。
- メリットを並べられると人間は疑いたくなる
- デメリットは具体的に書く
- デメリットもポジティブに言い換える
デメリットを見せた方が信頼される
例えば先ほどの物件の場合、メリットばかり見せるよりも
「中学校が近くにあって、登下校の時とか、部活の声が結構うるさく感じる方もいます」
と書いてあると値段が安い理由もわかって信頼が増します。
良いもの=高い
という常識が刷り込まれているので、安くて良いものを見ると納得感がないんですね。
そこにデメリットを提示されることで、納得感が生まれる。それが信頼につながります。
そしてもしそのデメリットが許容できるものだったら購買意欲は高まります。
「仕事忙しくて、学校ある時間は家にいないからいっか。」
こんな感じですね。
他の人からしたらデメリットでも自分にとってはデメリットではない。このときに購買意欲はグンと高まります。
デメリットは具体的に書いた方がいい
ダイエット器具の紹介をするときに
「利用者の95%が3ヶ月以内に効果を実感。自宅で簡単にできるダイエットマシンです。」
というよりも
「利用者の95%が3ヶ月以内に効果を実感しています。自宅で簡単にできますが、継続してご使用いただかないと効果は薄いです。効果を実感いただかなかった5%の方々は使用頻度が低かったというデータが出ています。」
デメリットを書いたこちらの文章の方が信頼されます。
さらに
「利用者の95%に満足いただいていますが、ご利用にあたりお願いがございます。それは毎日10分の利用をお願いいたします。毎日継続してご利用いただくことで効果を実感できる商品となっておりますので、1日10分お時間をください。そうすれば効果はお約束いたします。」
ここまで具体的に書くほうが信頼性は高まります。
この文章から残り5%の人は毎日利用を守らなかったということも分かりますし、自分が毎日利用できるかを事前にシミュレーションすることもできます。
こうすることで購入者の満足度を高めることにもつながります。
デメリットを書くときはポジティブに言い換える
先ほどの文章を
「利用者の95%に満足いただいておりますが、必ず毎日利用するようにしてください。そうでないと効果はお約束できません。」
こう書くとなんか嫌な感じしませんか?
言ってる内容は同じです。ですが表現がネガティブになると受け取る方もネガティブな印象を持ってしまいます。
デメリットを開示するのは大事です。ポジティブな言い回しで伝えるようにしましょう!
まとめ
いいところばかりだと人間は疑いたくなります。これは人間関係も同じです。なんでもできるスーパーマンより、少し欠点の見える人間の方が好感持てませんか?
これはビジネスでも同じです。特に今の時代、価値観は多様化しており、万人に当てはまる価値観はほとんど存在しません。どんなに優れているものでも見る人が見たら欠点があります。
欠点を伝えることは怖いです。ですが、しっかりと伝えることで信頼につながります。ぜひ試してみてください!
コメント