ども、くろねこです。
他人のブログやSNSの投稿を読んでいると、
「よくそんな単語知ってるなー」
と感じたことありませんか?
発信する上で語彙力はとてもかなり重要です。語彙力があるだけで文章の幅が広がるし、他人とのコミュニケーションもスムーズになります。
この記事では今日からできる語彙力の鍛え方についてお話ししていきます。
- 語彙を増やす2つの方法
- 使える語彙を増やすたった一つの方法
- 言葉は意味を知ればいい訳ではない
語彙を増やすSTEP.1 読書
語彙を増やすためのスタンダードな方法です。
読むのは本、ブログなどです。SNSの投稿は文章がラフなので、語彙を増やすという意味ではあまり良くないです。著者がしっかりと推敲している文章からインプットするのが良いです。
- 知らない単語が出て来たら調べる
- 本来の意味と違う用途をしている単語が出て来たら使い方を記録する
1つ目は必ず実践してほしい内容です。
単語の意味をわからないまま放置しておくとせっかく読んだ文章の理解度も50%になってしまうので勿体無い。登場した単語の意味がわからなければ調べましょう。
文章を書く上で、本来の意味とはす押し異なる用途で言葉を使うケースがあります。それが2つ目です。
最近でいい表現だなと思ったのはマルコさんのnote「初デートの奢る奢られ問題を考察する」。
このnoteは導入の部分で、奢る、奢らないなどの各主張を政党と表現しています。
政党
ある政治上の理想・目的を実現するために、政治権力への参与をめざして結ばれた政治的団体。
もちろん、デートで奢る奢らない問題に政治なんて絡んでこないので本来の意味で考えると使い方としては間違っています。
でもわかりやすい。
ここが最大のポイントで、政党を「意見の異なる複数の対立する団体」として捉えています。そしてそれは読者も共通認識している。だから本来の意味と違う用途でも読者には伝わる。むしろ政党と置き換えることでより伝わりやすくなっています。
このような言葉の使い方に正解はありません。広辞苑のような辞書もありません。貴重な実例は記録して自分のものにしていきましょう。
語彙を増やすSTEP.2 写経
写経は文章を書き写すことです。
書き写すので、当然読書より時間がかかります。なのでそんなに量はできない。自分が「この人の文章好きだなー」と思える人の文章を書き写しましょう。
書き写すのは文字の大きさ、色、改行の場所までできる限り正確に書き写します。
そして写経しているときは著者がどういう思いでこの文章を書いていたか、を考えながら書いてください。
そうすることで著者の思考が徐々にあなたの中に浸透して来ます。浸透率が高くなると、あなたが書く文章は著者の文章と似た文章になっていきます。
そうすると、著者が使う言葉が自然とあなたの中から溢れてくるようになります。
- 自分が好きな文章を書き写す
- 文字サイズ、色、改行位置まで正確に書き写す
- 著者の意図を考えながら写経する
写経を毎日続けると3ヶ月後にはあなたの文章力は格段に向上しています。
語彙を増やすSTEP.3 文章を書く
STEP.1、STEP.2は語彙を増やすための習慣です。
STEP.3は増やした語彙を使うための習慣です。
STEP.1、STEP.2はいわば服を買ってクローゼットに詰め込んだ段階です。それを使いやすいように整理整頓しないといけないし、どんなコーディネートができるか着てみないと意味がありません。
それがSTEP.3です。実際に使ってみる。
発信場所はSNSでもブログでもnoteでもどこでも良いです。条件としては第三者に読んでもらえる場所で発信すること。
自分のメモ帳に文章書いて終わっていたらあまり意味がありません。
仕入れた言葉、表現方法を駆使して書いた文章を誰かに読んでもらって、反応を観察しましょう。
発信を見る相手は人なので、これが正解!という発信方法はありません。受け取る人によって伝わり方は違うし、受け取りやすさも違う。
こればっかりは発信してみてノウハウを蓄積していくしかありません。継続は力なり。
まとめ
- STEP.1 読書
本やブログを読み、知らない単語があれば調べる。本来の意味と違う用途で使われている単語は使い方をメモする。 - STEP.2 写経
自分が好きな文章を丸々書き写し、著者の意図を考える。 - STEP.3 文章を書く
STEP1,2で仕入れた言葉を使って文章を書き、読者の反応を観察する。
言葉は時間とともに成長するコンテンツです。語彙を増やす習慣を取り入れることで表現の幅を広げていきましょう!
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