マーケティング新常識。ダイレクトアプローチ戦略を徹底解説

マーケティング

ども、くろねこです。

 

SNSが発達した現在では、個人であっても0円で日本中の人にアクセスすることができます。マーケティングの幅が広がりました。

 

この幅をうまく活用するならいいですが、多くの人はうまく活用できずに、視野を狭めてしまっています。なぜかTwitterに固執してしまったり。インスタばかりに注力したり。

 

この記事ではWebをフル活用したマーケティングの考え方についてお伝えしていきます。

 

この記事を読んだらここが分かる!
  • マーケティングでツールに固執してはいけない訳
  • バズるだけがSNSじゃない!SNSの最も有効な使い方

ターゲットが見ているものは何か?

以前の記事で、USPを確立することが大事、と説明しました。そしてビジネスの羅針盤の中でペルソナの重要性についてもお話ししています(第2章です)。まだ読んでいないという方は、まずそちらを読んでください。

 

ペルソナが決まったのであれば、次はその人がどこにいるか?を考えます。

 

どこ?というのはもちろん住所ではありません。Web上でどうやったらその人と繋がれるか?ということです。

 

仮にあなたのペルソナが若い女性であれば、インスタグラム、Tiktokあたりがアプローチ手段として最適な可能性が高いです。

 

逆に40歳以上の男性の場合はFacebook。

 

つまり、あなたのペルソナが見ている先にあなたの情報を出していかなければ意味がありません。

 

だからTwitter攻略法とか売ってる人いますけど、そもそも論点がずれてます。

 

最初に考えないといけないのは、「ペルソナが見ている先はどこか?」この1点です。

 

ターゲットとなる人を探す

ペルソナが見ている先を特定できたら、次はそのプラットフォームでターゲットになり得る人を探しましょう。

ターゲットの探し方3種類
  • プロフィール文から探す
  • 発信内容から探す
  • 競合のフォロワーから探す

例えばあなたがお母さん向けの子育て情報、節約情報などを発信したいと考えてるとします。ペルソナの人はインスタグラムをよく見ている、とした場合。

 

 

まずは検索ボックスで「ママ」「お母さん」「母」などの単語で検索します。それでヒットしたアカウントはお母さんアカウントである確率が高いので、ターゲットになり得るかをプロフィールを見て一人一人チェックして行きます。

 

次も同じく検索をかけるんですが、「子育て」「寝かしつけ」「旦那」など、お母さんが投稿しそうなワードで検索をかけて行きます。それでヒットした投稿はお母さんアカウントからの発信である場合が多いので、一人一人プロフィールをチェックして行きます。

 

最後はお母さん向けの情報を発信しているインフルエンサーを探します。見つかったらそのインフルエンサーのフォロワーをチェックしていきます。お母さん向けの情報を受け取っているアカウントなので自分のターゲットになり得る確率が高いです。

 

 

このようにターゲットになり得る人を一人一人探していきます。

 

SNSマーケティングはバズによる拡散効果も大きいですが、バズは運任せなところも大きいです。

 

それよりも大事なのは興味の矛先が可視化されていることです。

 

オフラインの場合、相手が何に興味を持っているか?どんな雑誌を読んでいるか?どんなテレビを見ているか?なんてほとんど知らないと思います。

 

ですが、SNSの場合はそれが全て可視化されています。

 

誰をフォローしているのか?どの投稿に対していいね!コメントしているのか?これらの情報は全て興味の矛先を示しています。興味のない人をフォローしたり、投稿にいいねしたりしないですからね。

 

これを辿ることで、自分の情報に興味を持ってくれそうな人を見つけることができます。これをダイレクトアプローチ戦略と呼んでいます。(くろねこ命名)

 

 

自分をどう見せるか?間違ったブランディングは恥ずかしい

発信する場所が決まり、発信する相手が決まりました。あとは相手に自分をどう見せるか?です。

 

マーケティング用語でブランディングというんですが、これを多くの人が間違って捉えています。

 

インスタグラム界隈で、「タワマンでパーティーしました!」「稼いだお金でヴィトンの鞄買いました♪」「今日はビジネス仲間とハワイを満喫してますー!」ていう見たことありませんか?

 

彼らは稼いでるように見せること=ブランディング、だと思い込んでいます。要は周りの人からの憧れの的になりたい。だから稼いでる感を必死にアピールしてるんですね。

 

「どうやってそんなに稼いでるんですか?」彼らが引き出したい言葉はこれですw

 

これはブランディングでもなんでもありませんよ。まぁ正確にいうならブランディングの一種ではあるんですが、1番下品なブランディングです。

ブランディング(英: branding)とは、ブランドに対する共感や信頼などを通じて顧客にとっての価値を高めていく、企業と組織のマーケティング戦略の1つ。 ブランドとして認知されていないものをブランドに育て上げる、あるいはブランド構成要素を強化し、活性・維持管理していくこと。 また、その手法。(Wikipediaより引用)

ブランドに対する共感や信頼などを通じて顧客への価値を高めていくこと、です。

 

ブランド=自分自身、と読み替えてください。

 

つまりブランディングとは共感や信頼を得ることで自分自身の価値を高めていくことです。

 

決して稼いでいるアピールをすることではありませんw

 

先ほどのお母さん向けの情報発信の例でいうと、お母さんからの共感や信頼を集めることがブランディングです。

 

例えば、寝かしつけで困っているお母さんがいたら、子供を簡単に寝かしつける方法を動画を撮って教えてあげるとか、

 

節約したいけど、どこから手をつけていいか困っているお母さんがいたら、家計簿アプリと使い方をセットで教えてあげるとか。

 

相手の困りごとを解決することが信頼構築につながります。

 

こういう行為を地道に行っていくことで、少しずつ「この人、子育てにすごい詳しい!」「節約のプロ!」と認識されていくようになります。

 

これがブランディングです。

 

繰り返しますが、稼いでる風に見せるのがブランディングではありません。

 

ブランディングは1日では完成しません。ゆっくり時間をかけて醸成されます。焦らずにじっくりと育て上げていきましょう。

 

まとめ

SNSの活用方法
  • ターゲットに合わせて発信場所を決める
  • SNSの最大の魅力は興味の矛先が可視化されていること
  • ブランディングは共感と信頼の上に成り立つ
  • ブランドは時間をかけてゆっくり育てる

まずはこの4点を徹底して、お客様に自分が何者かとしっかりと伝えていきましょう!!

 

ではでは、今日はこの辺で!ありがとうございましたー!!

 

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