具象と抽象を自在に行き来できる人がビジネスで勝ち残る

ビジネス全般

ども、くろねこです。

 

この記事では、日常のちょっとした思考であなたのビジネススキルを爆上げする方法をお伝えします。

 

キーワードは具象抽象です。

 

この思考を日々繰り返していれば1年後にはあなたは自分でビジネスで結果を出しているでしょう。会社での成績もぐんぐん上がっていると思います。

 

具象と抽象とは

具象とは

具体的な一つの事例

 

抽象とは

複数ケースが当てはまる概念

 

例えばあなたが高級美容院のオーナーをしているとします。

カット・カラー・トリートメントの回数券を販売したところ、売り上げが一気に上がって顧客のリピート率も高くなったとします。

 

「あなたの店」で「カット・カラー・トリートメントの回数券を販売」したところ、「売り上げが一気に上がって」、「顧客のリピート率も高くなった」。

これが具象です。

 

構成される要素は

  • あなたの店(高級美容院)
  • カット・カラー・トリートメントの回数券を販売
  • 売り上げが劇的に上がった
  • 顧客リピート率が上がった

これを抽象化する場合、いずれかの要素を少し広げてみます。

例えば、「あなたの店」を「高級美容院」と広くしてみる。

 

そうすると、あなたが実践した具象は

高級美容室ではカット・カラー・トリートメントの回数券を販売すると、売り上げが一気に上がって顧客のリピート率も高くなった」

と抽象化されます。

 

これが具象と抽象です。

 

 

具象と抽象を行き来することでビジネス思考力が高まる

先ほど抽象化した内容

高級美容室ではカット・カラー・トリートメントの回数券を販売すると、売り上げが一気に上がって顧客のリピート率も高くなった」

次はこれを具象に戻します。

とはいえ、高級美容室→あなたの店、と戻してしまっては全く意味がありません。

 

高級美容室を他の高級美容室(友達の店)などに置き換えます。

「友達の美容室(高級志向)ではカット・カラー・トリートメントの回数券を販売すると、売り上げが一気に上がって顧客のリピート率も高くなった」

となります。

 

これはあなたが勝手に作っただけの文章なので、正しいかどうかを実際に確かめる必要があります。

もし友達の店でも同じ結果が出れば

 

高級美容室ではカット・カラー・トリートメントの回数券を販売すると、売り上げが一気に上がって顧客のリピート率も高くなった」

 

これは正しい理論の確率が高く、他の高級美容室にも応用できるようになります。

 

このように具象→抽象→具象を繰り返すことで、あなたの周りに起きた出来事を他のシーンにも応用できるようになります。

 

そうするとあなた自身の経験は全てビジネススキルへと還元される。

 

そんなことを1年も続けていれば、1年と言わず半年でもあなたの思考力は劇的に高まります。

 

 

抽象を具象化し、さらに抽象化する

高級美容室ではカット・カラー・トリートメントの回数券を販売すると、売り上げが一気に上がって顧客のリピート率も高くなった」

これは複数店舗で実績が出れば正しい理論になります。

抽象化された理論が具象になります。

 

 

ここからさらに抽象化します。

  • 高級美容室→店舗ビジネス
  • カット・カラー・トリートメントの回数券→回数券

として拡大します。

 

「店舗ビジネスでは回数券を販売すると、売り上げが一気に上がって顧客のリピート率も高くなった」

 

で、この理論をいろんな店舗で試す。

そうすると、うまくいかない店舗とうまくいく店舗が出てきます。

 

美容室、ネイルサロンなどは効果が大きいけど、飲食店では効果が薄い。

 

そうなると、上の理論は間違っていて、店舗ビジネスというところをもう少しブレイクダウンしていく必要がありそうです。

 

始まりは高級美容室だったので、そこを起点に考えます。

美容室では結果が出ているところが多いから、高級かどうかは関係なさそう。

 

じゃあ、ネイルサロンで結果が出ているのはなんでだろう?

ネイルサロンと美容室、2つの具象の抽象化です。

共通因数を探っていきます。

 

この2つの共通因数は定期的に需要が生まれることです。

髪も爪もほっといたら伸びます。

伸びたら手入れが必要。だから美容室・ネイルサロンに行かなければいけない。

美容室もネイルサロンも定期的に通う場所です。

これが共通因数。

 

 

だから先ほどの理論は

「お客様が定期的に通う店舗では回数券を販売すると、売り上げが一気に上がって顧客のリピート率も高くなる」

となります。

 

これをいろんな美容室、ネイルサロンなどで試していくことで正しい理論へと昇華させていく必要があります。

 

 

まとめ

世の中のビジネスは時代によって変化します。そして変化スピードは年々早くなっていってます。

そうなると一つの理論にすがりついているのは難しい。

だから自分で新しい理論を生み出して行かないといけません。

 

その時に必要になるのが、具象と抽象の考え方。

自分の身の回りの現象を抽象化して検証し、どんどんと理論を昇華していく。

 

これを繰り返すことで、あなたの周りで起こる現象は全て思考の糧となり、あなたビジネス思考力は大幅に高まります。

 

ぜひ試してみてください。お試しでやるのであれば、あなたの成功体験を抽象化してみてください。成功体験を抽象化できればあなたは他のジャンルでも成功できます。

 

 

ではでは今日はこの辺で。ありがとうございました!

最後にもうちょっとだけ読んでいってください。
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